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母なるみずうみ「マザーレイク」は、滋賀の豊かな自然と、その恵みを受けた人々の暮らしを支え続けてきました。湖の生き物はもちろんのこと、湖畔に広がる肥沃な大地には、木々や草花の緑と田畑の豊かな実りをもたらしてくれました。湖面をやさしく渡る風は、糸をつむぎ、機(はた)を織る人々にうるおいを与え、窯(かま)を炊いて器を作る人々には、力強い土塊を与えてくれたのです。今私たちは、こうした「マザーレイク」の大いなる恵みを、できるだけ多くの人々とわかち合えればと思っています。そしてやがて、みなさんの日々の暮らしの中に、マザーレイクの大きな輪が広がっていくことを願っています。

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木珠のネックレス

日本の国教が仏教と定められた1400年前、聖徳太子が近江八幡の地に願成就寺(がんじょうじゅじ)を建設されたことから周辺の村々に数珠作りが広まり、日本で最初に数珠作りが築かれた地域として栄えました。その歴史と伝統は脈々と受け継がれ、現在も進化を続けています。

株式会社カワサキ:川崎孝雄

クリエイター

DATE : 2012/03/18

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近江の麻のストール

鈴鹿山脈から琵琶湖に流れる純度の高い水と琵琶湖が発する湿気が製造に適していたことから、東近江市は古くから麻織物の産地として発展を続けてきました。近江上布の代表的な技法である「絣」は多くの工程から成り立ち、その熟練の技と作り手の想いは、現在まで受け継がれています。

北川織物工場(ファブリカ村):北川陽子

クリエイター

DATE : 2012/03/16

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彦根漆塗りのカップ、プレート

彦根仏壇は彦根藩主・井伊家の武具を作っていたことが起源とされ、約300年の歴史があります。武具職人の新しい仕事として始まった仏壇作り。独特の技法と品質の高さを誇る彦根仏壇は、国の伝統的工芸品にも指定され、永い年月を経た現在もその伝統は守り続けられています。

株式会社井上:井上昌一

クリエイター

DATE : 2012/03/15

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浜ちりめんのブックカバー

江戸時代中期から始まったとされている長浜の浜ちりめんは、全国でも最高級とされる絹織物です。八丁撚糸と言われる緯糸に何千回と撚りをかける技法は浜ちりめんの特徴で、その強い撚りが絹の美しい光沢となめらかな肌触りを生み出しています。

シルクライフジャパン株式会社:長谷高行

クリエイター

DATE : 2012/03/14

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信楽焼のうつわ

約250万年前、現在の信楽地方は琵琶湖に沈んだ土地でした。固定に溜まった土砂やプランクトンが隆起し、250万年のときを経て粘土化してできた土が信楽焼の材料となっています。茶具や火鉢、傘立てなど鎌倉時代から現在までの時代のニーズに沿ったさまざま商品が生まれています。

丸磁製陶株式会社:今井智一

クリエイター

DATE : 2012/03/13