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味わう

2013 / 06 / 05

酒游館(しゅゆうかん)

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酒游館(しゅゆうかん)

こんなに広くて落ち着いた雰囲気のお店は、やっぱり、少ないと思う。こんなに広くて落ち着いた雰囲気のお店は、やっぱり、少ないと思う。

酒游館
近江八幡市の旧市街、このサイトでも紹介したヴォ―リーズ邸の近くにあるのが、
落ちついたたずまいのカフェ・レストラン「酒游館」。建物は、昔、造り酒屋の蔵だったところを改造したもの。
どうりで、エントランスの外からの眺めも、しっくい造りの瓦屋根で、どっしりとした趣が。

左|酒蔵のたたずまいのエントランス / 中|これは、何に使ったのだろう? / 右|昔の酒造りの様子左|酒蔵のたたずまいのエントランス / 中|これは、何に使ったのだろう? / 右|昔の酒造りの様子

そして中に入ると、なるほど、その昔、お酒はこうして造っていたんだと、なっとくの展示品が並んでいる。
ちょっとここらで一休みと思ってきたのに、そんなことは忘れて、見たこともないような、いろいろな道具にしばし見とれてしまう。
昔の酒槽や徳利、そして酒造りの様子を描いた絵など、ちょっとした博物館的な雰囲気なのだ。

このいつもは展示ルームとして使われている空間は、ちょっとした音楽の催しなど、
いろいろなイベント用の貸しスペースとしても利用できるのだそう。昔の酒蔵だけに、天井も高く、
音響もとても良さそうな感じ。しかも、いっしょにお茶や食事もできるから、たぶんパーティなども盛り上がりそう。

そうえいえば、お店の名前にある「游(ゆう)」という字は、ぶらぶら歩くと言う意味もあるし、
ここのお店のコンセプトは、お酒を片手にみんなで集まって楽しくやろう、ということなのかもしれない。

左|テーブルのひとつひとつに、可愛いお花が。 / 右|ここが午前中の特等席かな左|テーブルのひとつひとつに、可愛いお花が。 / 右|ここが午前中の特等席かな

そして、お隣りのカフェレストランに入ると、意外に広く、そして照明の落とされた店内は、
とても落ち着いた雰囲気。午前中だったせいか、まだ人も少なく、どちらでもどうぞと言われて迷ったけれど、
外からの柔らかい自然光が差し込んだ窓際の席へ。

あったか御飯に季節の野菜。そして、メインは近江牛のたたきの豪華ランチ(1500円)。あったか御飯に季節の野菜。そして、メインは近江牛のたたきの豪華ランチ(1500円)。

ミルクティーをいただいて、少しゆっくりしていたら、やがてお昼の時間に。
では、ここで昼食も、と頼んだのが近江牛のランチ。やがて、運ばれてきた御膳を見て、びっくり。
うーん、これは豪華なお昼に。・・・もちろん、お味は最高でした。