VOKKO
「びわこのそばにある小さな北欧カフェ」
湖岸道路をクルマで北に走り、愛知川(えちがわ)の橋をわたって間もなく、湖側の方向に、かわいいヒュッテのような建物が見えてくる。小さなおウチのようで、通りすぎてしまいそう。それがVOKKO。
VOKKOって、たぶん「ひなたぼっこ」の、ぼっこかな。だって、お店の裏の砂浜の向こうには、湖がずっと広がっているから。天気さえ良ければ、お陽さまをさえぎるものなんて何もない。よく見ると、VOKKOの屋根にも気持ち良さそうに伸びた草が、ひなたぼっこしているし・・・。
VOKKOは、カフェ兼、すてきな雑貨屋さん。外観からの予想と違って、お店の中は意外とゆったり。手前が雑貨スペースで、奥のみずうみ側がカフェに。
雑貨スペースに並んでいるアイテムは、北欧のものを中心に、カップやお皿、テーブル・キッチンウェアー、バスケット、そして、かわいらしい置物など、新しいものから骨董品のようなまで、どれをとっても欲しくなりそうなものばかり。ここの経営者ご夫婦が集めたもので、この辺では見たこともないステキなデザイン。
奥のカフェスペーは3席あってカウンター席、テーブル席、ソファ席がある。空いていたら、ぜひソファ席へ。琵琶湖の景色がもう目の前に。
カフェの名前の「VOKKO?FIKA(フィーカ)」のFIKAとは、スウェーデン語で「お茶の時間」という意味だそうだ。みずうみを眺めながら、ゆったりと北欧の気分にひたっていると、過ぎていく時間もすっかり忘れてしまいそう。