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ものづくり

2014 / 08 / 16

レアウッドビーズ

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レアウッドビーズ

色とりどりのレアウッドカラーのブレスレット

レアウッドビーズ

はじめて聞くことばだけれど、ちょっと魅力的なひびき。レアウッドとは、原産地をアフリカや南米、東南アジアなどに持つめずらしい木材のこと。そうした木をビーズ状に加工して、ブレスレットやネックレスなどに仕上げる。写真で見るように、とってもカラフルな色彩。でも驚くのは、全部、木そのものの色だということ。着色塗装はいっさい施されていない。すべてもともとの木地色だけで、グリーンやパープル、イエローなどのカラフルな色合いを出しているのだ。

どうして、こんなステキなブレスレットができるの? それは、もともとこの近江八幡の伝統工芸のひとつに、木で作られた数珠(じゅず)づくりの技術があったから。そして、その歴史はとっても古い。今から千四百年も前、聖徳太子によって仏教を国教にすることが定められたころ、この近江の国に、四十八ヶ寺建立の誓いがたてられた。そのとき、太子によって、このあたりの村人たちに、数珠づくりの技法が伝えられたのだという。

レアウッドビーズを作っているこの会社(株)カワサキも、そうした木珠を生産する企業のひとつだけれど、そうした伝統技術が生かされ、こんなステキな製品ができ上がったというわけ。

 

レアウッドならではのエスニックなアクセサリー

また、アクセサリーの販売ショップで、写真に見られるように、訪れたお客さまが、それぞれ自分の好みのビーズを糸に通して、オリジナルのブレスレットやネックレスを作って購入できるようにもなっている。こんなカラフルなビーズでできた自分だけのネックレスやブレスレット、ぜひ欲しい。