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味わう

2013 / 05 / 03

朴(MOKU)

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朴(MOKU)

お店の入り口。「飛び出し坊や」が目印

「境内にあるほっこりカフェ」

朴は、JR彦根駅を下車して、徒歩約8分のところにある「境内にあるカフェ」。雑誌で見て以来、ちょっと気になっていた。彦根城近くの護国神社の鳥居をくぐって進むと・・・見えてきた。雑誌で紹介されていた滋賀県名物の「飛び出し坊や」が、お店の正面に置いてある。建物はとても古い感じ。でも、汚い感じがしないのが不思議。

中に入ると温もりのある木の空間が広がっている。ストーブもあって、なんだか懐かしい光景。コーヒーは一杯¥315。嬉しい。

朴は「モク」と読む。名前の由来は、素朴の朴からだそう。オーナーさん自身が素朴なものを愛している。素朴とは「ありのままのこと」。昔の人はみな手作りだったため、自家製にこだわることで食べ物をつくる原点を確認している。そして「朴」には、謙虚にという意味も込められているそう。

このお店の建物は戦前からあったもので、神社の休憩所や売店として使われていたらしい。それを、オーナーさんが半年がかりで改装しオープンさせた。

ストーブもあって、なんだかなつかしい感じのお店の中ストーブもあって、なんだかなつかしい感じのお店の中

境内の四季おりおりの景色も味わうことができるのが、このお店の特徴でもある。神社でお参りして休憩したいときにはピッタリだ。素朴な自然食やインテリアが、お客さんをほっこりさせてくれる。

子連れのママ友が集っていた。でも、子供はおとなしく、いい子にしている。もしかして、神社にあるカフェは、子供をかしこくする作用でもあるのだろうか・・・? ここは、子供から大人まで、ゆっくり時間が流れる不思議なところ。

彦根城観光からの休憩場所に最高の立地にある素朴なカフェ「朴」。ほんとうに素朴な、ありのままであることの美しさが感じられる場所だ。

左|コーヒー¥315。うれしい値段。 / 右|五穀米付きのランチ。ほっこりした味でした・・・。左|コーヒー¥315。うれしい値段。 / 右|五穀米付きのランチ。ほっこりした味でした・・・。